あ、どうも。
揺る癒る整体みやび家の浜崎雅光です(^^ゞ
足のむくみの意外な原因?
むくみについては様々な原因があるのですが
先日、 「その原因、Xにあり」 という番組で足のむくみ の意外な原因について紹介していました。
まず、簡単に「足のむくみ」について。
血液を循環させているものの代表的なものが「心臓」。
その「心臓ポンプ」から血液は動脈を通って栄養を配るために勢いよく流れる。
逆に老廃物や水分を回収する静脈はゆっくり流れる。
そのゆっくり流れる静脈のサポートをしてるのが、よく「第二の心臓」といわれるふくらはぎなどの足の筋肉で、足の筋肉が動くことによってポンプの役割をして血液を心臓に流すことになる。
心臓による「心臓ポンプ」、足の筋肉による「筋肉ポンプ」
この2つはよく知られていることですが、むくみに関してもうひとつ大事な「ポンプ」があるそうで。
足のむくみの原因が「巻き肩」?
そのもうひとつの「足のむくみ」の原因が「巻き肩」
「巻き肩」 とは、猫背に加えて両肩が前に出て内側に巻き込まれている姿勢
自分が「巻き肩」かどうかのチェック方法
・鏡の前に立って、両手を身体の横にダラーンと垂らす
その時、手の甲が体の前を向いていて中指まで見えていたら、巻き肩
手の甲が体の外側を向いていたら、巻き肩ではない
・横から見た時に耳の穴と肩の中心を結んだ線が地面に対して垂直になっていない人 も
巻き肩の可能性あり
巻き肩と足のむくみの関係性
「なぜ、巻き肩だと足のむくみにつながるのか?」
それは
「巻き肩の人は静脈の血流を良くする『呼吸ポンプ』の動きが悪くなる」
ため。
お腹には、足から心臓へ向かう「下大静脈」という太い血管があって、この下大静脈の流れが良いと足の血液を吸い上げて余分な水分を回収する。
それに大きく関わっているのが「呼吸」。
・息を吸うと肺に空気が入ることで横隔膜が下がる
・内臓に下大静脈が押されて圧迫
・息を吐くと横隔膜が上がり下大静脈を解放
この繰り返しが「呼吸ポンプ」。
これによって血液を効率よく心臓へ送り届けてくれる。
ところが、「巻き肩」になると
肺が広がりにくく、横隔膜の動きが小さくなりがちでポンプの働きにならない。
なので、巻き肩の人は足がむくみやすいとのこと。
「なるほど~」って思いました。
足のむくみが、腰がまるくなっていることとか、肩が前にいってることとかの姿勢と関係してるんですね。
みやび家の施術でも
施術後、お帰りの際靴やブーツを履かれたときに
「ブーツ(靴)が履きやすい」
っておっしゃる方がけっこういらっしゃって
足のリフレクソロジー(マッサージ)もさせてもらったからだなぁ
と思っていたのですが
(もちろんそれもあると思いますが)
姿勢が改善されたことによって「呼吸ポンプ」の働きが良くなって足のむくみも改善されていたんだ
って感じました。
足のむくみと姿勢、自分にとっても意外な関係性でした。
巻き肩による足のむくみの改善方法として番組ではストレッチを紹介してたのですが
ブログでは説明しづらいので(^_^.)
興味ある方は直接お会いしたときに紹介させていただきます。
改善方法のひとつに「腹式呼吸」
改善法でもう一つ「腹式呼吸」 も効果的だそうで、こちらはやり方としては簡単ですね。
・鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませる
・5秒以上かけて口から息を吐いてお腹をへこませる
お腹に手を当てて動きを確認しながらおこなう
3分間が目安。
最後にひとこと
むくみということだけじゃなく血液の循環が悪くなると
疲れやすくもなるのでゆったりとした深い呼吸を意識してみてくださいね(^^♪